Jeronimo
広場からほど近い場所にあり、装飾が施されたバロック様式の門から入ると専用のエントランスがある「Jerónimo」。メキシコの伝統的な食文化の影響を強く受けた国際色豊かなお料理をお楽しみいただけます。レストランを率いるのは、メキシコシティの「Pujol」、ニューヨークの「Cosme」、ロサンゼルスの「Damian」など、数々のレストランで活躍したエンリケ・オルベラ、サンティアゴ・ペレスをはじめとする才能あふれるチームです。メキシコシティにあるサンカルロスアカデミーの創設者で校長を務めたスペイン人の画家で彫刻家のヘロニモ・アントニオ・ヒルに由来するレストランの名前には、スペインとメキシコの強い文化的つながりというコンセプトが込められています。
レストランは、色彩豊かな重層的な空間となっており、4つのエリアが互いにシームレスに融合し、全体的な一体感を生み出しています。吹き抜け天井のエレガントなダイニングルームには、屋外のバロック様式の門の装飾を模した彫刻が施された深みのあるオーク材のウォールパネルがあり、デザイナーのエマニュエル・ルヴェ・ステンヌによる天界や異界の惑星を思わせるアラバスターと石膏の印象的なペンダントライト2灯が飾られています。続くラウンジエリアには、緑の大理石でできた長いバーがあり、ホワイトオークのシンプルな床には、イヴ・クラインからヒントを得た鮮やかな発光色のブルーで彩られたオリジナルアートやエレメントが置かれています。その先は、ライムストーンの床、白と黒の大理石のテーブル、ルイス・バラガンに触発されたホットピンク、マゼンタ、オレンジの色彩と豊かな緑を背景に、よりカジュアルで光に満ちた空間が広がっています。