ホスピタリティの未来は、エディション・ホテルのデスティネーションにおける資産―環境、お客様の社会文化に対する興味、我々のホストコミュニティとしての役割―と、最適な未来のための地域社会の強い意志の必要性を尊重する持続可能で共感的、感性豊かで責任あるアプローチの策定にかかっています。

エディション・ホテルは、他のホテルの先例となり、環境に配慮した活動を進めるため、ストローやバスルームアメニティ、ミニバーのアイテム、ルームキーなど、使い捨てプラスチック製品を最小限にするホスピタリティ基準を策定しました。

ザ・バルセロナ・エディションは、当ホテルだけでなく、地域社会や自然環境に配慮する責任を負っています。このため、使い捨てプラスチック製品の使用を最小化し、ベッドリネンの交換を2日に1回へ変更したほか、太陽エネルギーパネルの設置、エネルギー最適化システムによるエネルギーの無駄削減、インテリジェント制御システムによる温度と照明管理、ホテル内レストランでの持続可能な方法で生産された食品の提供など、環境への影響を減らすため継続的にさまざまな取り組みを行っています。当ホテルの従業員には全員にステンレスのウオーターボトルが支給され、マイボトルとして使用されているほか、従業員の多くは、Barcelona Forum Districtが行うプラスチックゴミを回収するビーチ清掃などの社会活動に参加しています。

エディション・ホテルでは、当ホテルでのご滞在中、環境への影響を認識し、これを削減するためのシンプルで意義ある行動を取っていただくようご協力をお願いしております。たとえば、電気や水道は必要な時に適切に使用する、客室内に設置されたリサイクルボックスを使って分別リサイクルを行う、穏やかに静かで前向きな雰囲気を保つことで、他のお客様や地元の方々にも気持ち良い環境を提供することなどがその一例です。当ホテルのコンシェルジュチームは、Tokyobikeの利用や野外アクティビティ、一般にはあまり知られていない地元の観光スポットへのツアーなど、街の探索をエコに楽しむヒントをお伝えしています。

90年以上の歴史があるマリオットの成功は、すべての方々への機会、地域社会、そして目的を通じてウェルビーイングを促進するための取り組みに根差しています。エディション・ホテルでは、すべての従業員が家族の一員のような居心地の良さを体感すると同時に、成長し貢献する機会が常に提供されるよう努めています。私たちは活気と思いやりにあふれる地域社会の一員となり、自らの役割を果たしたいと考えています。私たちは尊重と思いやりを共有し、チームに価値ある貢献を行い、ホテルに足を踏み入れる人すべてが家族の一員のように感じられるような環境を作っています。
これまでに行った社会プロジェクトには、カタロニア財団「Trinijove」を通じた就労困難者による廃棄物処理サービスへの協力、現在治療法のない病気の科学的研究を行うための資金調達およびスポーツプロジェクト「Pedaleja by La Marató de TV3」への支援、社会的に弱い立場にある若者からの相談を受けたり、中途退学を防ぐための活動を行うボランティア団体「Fundació Èxit」の活動への参加、「Associació A21」による当ホテル従業員に対する人身売買に関するトレーニング、家庭環境の中でLGBTQIA+フォビア (恐怖症) の被害にあった若者を支援する「Ahora Dónde」やLGBTQIA+センター「Observatori Contra l’Homofòbia」などLGBTQIA+団体による特別イベントで得た利益を通じたさまざまな寄付活動などがあります。